米株に強気、S&P500の断定的な2800超えに注目=BOAテクニカル・アナリスト
- sigma tokyo
- 2019年6月11日
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バンク・オブ・アメリカ(BOA)のチーフ株式テクニカル・アナリスト、ステファン・サットマイヤー氏は、米S&P500指数が新高値を目指すと予想している。
2800ポイントを断定的に超えることが、重要だという。
「テクニカル上、2800~2810ポイントが極めて重要となる。米中の貿易紛争が今回の市場の勢いを削がければ、米株は一段の上値追いの展開となっただろう」とした。
現在、歴史的にも重要な40週間移動平均線を試しているという。
「2016年の英国による欧州連合(EU)離脱の際にも同じようなことがあった。かなり大きなマクロ経済リスクが存在していたが、米株は上昇し、安値から38%の反騰があり、その後に大きく上昇した」と説明している。
「ブル・ベア比率をみると、市場の多くが弱気に傾いており、昨年12月の様相だが、逆にこれが今後の市場展開にはプラスだ」としている。
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