米株の上昇相場は間もなく終わり、キャッシュ比率を3割超に=米大手ヘッジファンド
- sigma tokyo
- 2020年1月23日
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米大手ヘッジファンド、バウポスト・グループを率いるセス・クラーマン氏は、上げ足を維持している米株の動きが、すぐにも終わりを迎え下げに転じると予想している。
自身のファンドへの投資家に向けた書簡で、「2019年の相場を押し上げたロケット燃料は、まもなく無くなるだろう」とした。
2019年末には、同ファンドのポートフォリオのうち、31%をキャッシュ(現金)に変更している。
2019年通年で、S&P500指数は29%上昇、2013年以来の大幅な上げを記録した。
同氏は、特に欧州では低金利が想定されていたほど景気押上げにはつながっておらず、「流動性の問題」が懸念されるとし、「金利政策の無効化」が起きるとした。
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