米株の投資推奨を「ニュートラル」に引き上げ、ウィルス相場は底打ち=ネッド・デービスのチーフ・ストラテジスト
- sigma tokyo
- 2020年4月24日
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ネッド・デービス・リサーチのチーフ米株ストラテジスト、エド・クリスソールド氏は、米株が底を打った年、6〜12月の米株投資推奨を「ニュートラル」に引き上げた。
「市場は、経済の実体よりも先行する傾向がある。平均してリセッション(景気後退)が終わる4カ月前に、S&P500指数が底打ちするものだ」とした。
「数カ月先を見て状況が改善し始めるケースでは、株価は、この改善を先取りするものだ」と説明している。
同氏は、これまでに類を見ない財政と金融政策が株価を後押し、投資家の間での悲観的な見方を緩和するもので、足元の景気の力強さとは必ずしも一致しない、と説明している。
S&P500指数は、3月23日安値から28%回復しているが、同氏は、全面的な強気に転じたわけではないとし、「悪材料が出てくれば、下押しする局面もあるだろう」としている。
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