米株価には上値余地十分、リーマン・ショックやドットコム・バブル崩壊のような状況には程遠い=ブラックストーン副会長
- sigma tokyo
- 2019年11月29日
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ブラックストーンの副会長、バイロン・ウィーン氏は、低金利によって依然としてバリュエーションの魅力を高めている状態が続いることから、株式市場の上値追いが今後も期待できる、との見方を示した。
「株式市場が買われ過ぎの状態にある、との見方も多く出ている。しかし、この低金利からすると、現在の市場が適正価格からはるかに低い水準にある。まだ上値の余地はある」とした。
同氏は、S&P500指数の適正水準が、来年の企業収益予想の18倍にあるとしている。ファクトセットによれば、現在は17.8倍にある。
そのうえで同氏は、「この金利では、バリュエーションが高いとは言えない」とした。
「今年の株価動向では、熱狂的だと考える向きもあるだおうが、実際のところ、市場では熱狂は起きていない。(リーマン・ショックの)2006年、あるいはドットコム・バブルの1999年のような状況にはない」とした。
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