米株価は強気も、過剰に評価され過ぎで「醜い調整」も=ヤルデニ氏
- sigma tokyo
- 2019年11月4日
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ウォルストリートのベテラン、エド・ヤルデニ氏は米株強気派として知られるが、現在の株価が高水準となり過ぎていると懸念している。
ヤルデニ・リサーチの社長を務める同氏は、S&P500指数の予想株価収益率が19~20倍に達すれば、「醜い調整」が起きるとしている。現時点では、17倍前後となっており、歴史的には15~16倍。
「強気相場がゆるやかに続くことを望んでおり、加熱するようなことを望んでいない。あまりにも良い材料ばかりが並んでいる状態で、これこそがリスクだ」とした。
同氏はさらに、「現在の強気相場が進み(S&P500指数が)3500ポイントに想定よりも早い時期に達するようであれば、利食いの売りを入れる。今回の強気相場には、フル投資の状態を維持したい。しかし、異常なまでに過剰評価されていることで、市場から追い出されるような形にはしたくない」としている。
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