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米株売り・米短期債買い、S&P500指数は4800割れまで買い待機=BOAストラテジスト

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 4月13日
  • 読了時間: 2分

バンク・オブ・アメリカのストラテジスト、マイケル・ハートネット氏は、パッシブ型ファンドに先週、史上最高規模の資金流入があ利、米債需要も同時にかなりの規模にまで膨らんでいるとの分析結果を公表している。


そのうえで、状況がそろえば、S&PG500指数が4800ポイント程度にまで割り込んだ際の押し目買い戦略を推奨している。



BOAによれば、4月9日までの週に世界の株式ファンドには489億ドルの資金が流入、特に703億ドルもの資金がパッシブ型ファンドに流れ込んだとしている。同型ファンドからの償還額は213億ドル。


米債も188億ドルの資金を集め、債券ファンドは208億ドル。


同氏は、コロナ禍行こうの「米国は例外」トレンドがすでに終了し、逆に「米国からの離脱」が進み「米資産購入拒否」の動きとなっているという。


ハートネット氏は、現在の売却清算サイクルを終わらせ、米中の貿易紛争にひと段落を付け、実質賃金の上昇を伴う一般消費の復帰を促すような米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)の積極利下げが確認できるまでは、「2年債ロング(買い建て)・SR&PGショート(売り建て)戦略を続ける」としている。


政策面での金融市場有効策が打ち出されることを条件に、S&P500指数の4800ポイントを再エントリー帯だとしている。


これまで言われてきた「S&Pバリュエーションの底値は、株価収益倍率の20倍だが、これが今では、天井になっている。しかし、依然として指数の4800ポイントは、政策的なパニック的な動きがリセッションを短期で終わらせるようであれば、適切な復帰水準だと考えている」としている。

 
 
 

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