米株式市場、「ミニ・バブル」が形成されつつある=バークレイズ
- sigma tokyo
- 2019年7月5日
- 読了時間: 1分
先週末の大阪G20サミット後の株式市場が好調に推移していることを受けて、バークレイズは、「ミニ・バブル」が形成されつつあると見ている。
株式市場では、いわゆる「メルトアップ」が起きており、S&P500指数が、ここからさらに10%上昇する確率が65%あるという。
メルトアップとは、上昇相場終盤において出遅れていた投資資金が流入、上昇モメンタムをさらに加速させる動きを示す。
株式デリバティブ・ストラテジー責任者、マネーシュ・デスファンデ氏は、「米中首脳が協議した大阪G20サミットを受けて、メルトアップ・シナリオの可能性が高まっている」とした。
しかしながら、本格的なメルトアップには米中貿易紛争の緩和だけでなく、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)の利下げと経済成長の減速がさほど急激なものとはならない、との2つのプラス材料が必要だという。
コメント