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米株強気の姿勢を維持する「4つの材料」=コンコードのチーフ・ストラテジスト

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2020年2月15日
  • 読了時間: 2分

コンコード・ジェニュイィのチーフ・マーケット・ストラテジスト、トニー・ドゥワイヤー氏は、コロナ・ウィルス感染拡大からの悪影響が懸念する中で、4つの材料があることで米株強気の姿勢を維持できる、との見方を示した。

「4つの材料があることで、ファンダメンタルズの側面から強気でいられる」とした。

一つ目の強気材料は、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)が進める緩和政策にあるという。

「インフレ率は、極めて低水準にある。FRBは、インフレが高騰するよりも、低水準で推移することを恐れている。FRBは、ウルトラ緩和政策を採用している。社債利回りも、歴史的な低水準にある」とした。(チャート参照)

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2つ目は、労働市場がほぼ完全雇用にあることだ。

採用可能な雇用が、ほぼ2年来の低水準にあり、1月の日農業者部門雇用者数は、想定を上回るペースとなっている。

強気の見方を裏付ける3つ目の要因は、消費者信頼感が高い水準で推移していることになる。

「常に多くの懸念や不安があるものだが、最終的には、仕事があるのかないのかにかかってくる。クレジット(信用)があるのか、そして、この信用を使うべきか否か。現時点では、この全てがYESであり、これは11年ぶりの現象だ。こうした中で、家計支出が減少してくと考えるべきだろうか?」としている。

最後のプラス要因は、ミレニアル世代の存在だ。

ミレニアル世代のピークが30代に近づいており、結婚や住宅購入など安定的な生活を求める動きが加速するという。これが、米経済を支える一つの要因だという。

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