米株配当性向への期待、悲観的過ぎる=ゴールドマン
- sigma tokyo
- 2019年8月18日
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債券利回りの低下もあるが、S&P500指数採用銘柄の配当性向が2%前後で、米10年債の1.7%を上回っている。これは、2016年以来の状況だが、ゴールドマン・サックスは、投資家が株式配当に悲観的過ぎると分析している。
ポートフォリオ・ストラテジー・リサーチのアナリストチームは、「投資家は、S&P500指数採用銘柄の配当性向成長に悲観的過ぎる」としている。
配当スワップ市場の動向をみると、配当性向の伸びが今年の8%から2020年には1%に下がると見込まれている。ゴールドマンは、一方、今年の配当成長率を7%と見ており、今年の6%成長からほぼ変わらずだと予想している。
ゴールドマンは、来年には米国、そして世界経済成長が今年の3%プラスから一定程度回復すると見込んでおり、2020年の1株当たり利益も今年から6%拡大すると予想している。
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