米経済、リセッション陥落の崖っぷち=ムーディーズ
- sigma tokyo
- 8月4日
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The U.S. economy is on the verge of a recession, according to Mark Zandi, Chief Economist at Moody’s Analytics, who issued a stark warning following a raft of disappointing economic data last week.
ムーディーズ・アナリスティクスのチーフエコノミスト、マーク・ザンディ氏は、米経済がリセッション(景気後退)陥落直前の状況にあると分析している。
同氏は、先週公表された雇用統計や消費者支出では、建設と製造業ではマイナスとなっており、国内経済が停滞していると解釈できる内容となっていると指摘している。
「失業率は依然として低水準ではあるが、これは労働人口の増加による」とし、移住者労働人口が縮小し、海外からの流入労働者が縮小していることを理由として挙げている。同氏は、特に新卒学生を中心とした新規雇用凍結が拡大していることも懸念材料として挙げている。また、時間給労働人口の縮小も、労働市場が圧力にさらされている証左だという。
ザンディ氏は、足元の経済活動停滞がトランプ大統領の政策によると明言、「経済が停滞しているのは、なんら不思議なことではない」としている。
特に関税政策には、「企業収益を圧縮しており、一般家計の購買力に悪影響をおよぼしている。同時に移民制限は、経済全体の成長能力を押し下げている」という。
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