米財務長官、ドル武器化観測を全面否定
- sigma tokyo
- 2019年12月15日
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ミュニューチン米財務長官は、トランプ大統領が貿易問題でドルを武器化しているとの批判を否定した。
「ドルを武器には使っていない。これは明確に伝えておく」とした。
「むしろ逆だと言いたい。世界の準備通貨としてドルを積極的に利用するよう推進するのが、私の責務だ。ドルは極めて強い通貨で、大統領は時折、ドルが強すぎると言及するほどだ」とした。
「ドルが強いのは、米経済が確固としており、世界の人々がドル保有を望んでいるからだ。そして、ドルの安全保障性の高さにある。したがって、制裁を実行に移す際にも極めて真剣に向き合う。実際のところ、政権が実施しているすべての制裁行為のすべてにおいて、私自身が承認している」とした。
中国や欧州の政府当局は、決済通貨、そして準備通貨として自国通貨へのシフトを積極的に働きかけている。
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