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米金利の乱高下、景気動向に明確な兆候見えるまで続く

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年10月2日
  • 読了時間: 2分

株式市場とは異なり、比較的安定推移する債券利回りだが、少なくともここ2カ月、利回りが乱高下している。10月1日の相場でも、前半は日本国債の利回り上昇と足並みをそろえたが、9月のISM製造業指数が公表されるとリセッション(景気後退)懸念が強まり、金利は急落した。

今後、利回りも乱高下が続くと予想され、その動きは景気動向を見ながらとなる。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの金利ストラテジスト、ラルフ・アクセル氏は、「リセッションに陥るのかどうか、まさに、市場は注意深く見守っている状態にある。ある時には、リセッション入りの不安がまったくないとの情報が出され、また別の日はその可能性が大木との情報が出される、そのような不安定な状況にある」とした。

「この2つの情報の違いは極めて大きく、金利動向に大きな影響を及ぼす」とした。

この日の取引では、日本国債10年物の入札不調を受けて金利が上昇、その後、製造業指数が47.8%と景気がマイナス方向に傾いているとされる50%を割り込んだことで、景気不安が膨らみ反転、下落した。

ウェルズ・ファーゴの金利ストラテジー・ディレクター、マイケル・シューマッハー氏は、「短期的には大きな利益を獲得するか、逆に大きな損失を出すかといった相場展開になっている」とした。

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