米金融市場、米中の第一段階貿易合意を過大評価=元モルスタ・アジア会長が警告
- sigma tokyo
- 2019年11月29日
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イエール大学のシニア・フェローで、モルガン・スタンレーのアジア担当会長として2007年から2012年まで中国に駐在していたステファン・ローチ氏は、米金融市場が中国との貿易合意を過大評価していると警告した。
同氏は、米中が完全合意には至らないとしたうえで、それによって株価が大きく下がることになる。
「確かに『第一段階』合意は、市場が注目していたことには違いない。しかし、事前にいわれていたほどの内容には、程遠いと感じている。まさに、うわさで買いを入れる典型例だ」とした。
同氏は、第一段階の合意が可能だとしているが、これが単発的なものとなるとみている。
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