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米長短金利の逆転、世界経済に極めて深刻なサイン=イエール大のシニア・フェロー

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年8月17日
  • 読了時間: 1分

米イエール大学のシニア・フェロー、ステファン・ローチ氏は、長短金利差の逆転が経済にとっては極めて深刻なサインだと見ている。

10年債利回りが2年債を下回ったことは、米中の貿易紛争が世界経済成長を阻害していることの現れであり、ほかの地政学的リスクが高まるなかで信頼感にも傷をつけているとしている。

「世界経済の見通しを、極めて憂慮している。特に懸念しているのは、貿易戦争と香港の問題だ。欧州経済が弱含んでいることも気がかりだ」とした。

ダウ工業株指数は、史上最高値から7%程度下げた水準にまで低下しているが、ローチは、この下げを行き過ぎだとはみていない。

米経済自体にも不安材料がある。

「米国は、これまで世界経済のオアシスであったことはない。財政赤字は、膨らんできており、貿易紛争は悪化の一途だ。さらに、トランプ米大統領と政権は、こうした厳しい現実を理解すらしていない」と解説した。

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