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肥大化する政府債務、2020年の大きな問題の一つ=アトラス・マーチャントCEO

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年12月27日
  • 読了時間: 1分

アトラス・マーチャント・キャピタルの最高経営責任者(CEO)、ボブ・ダイアモンド氏は、世界経済にとって各国政府の債務肥大化が2つの大きな問題の一つだ、との認識を示した。

同氏は、米中の貿易紛争以外では、債券のマイナス金利と債務肥大化が懸念材料だという。

「2020年、あるいは2021年かは定かではないが、債権問題が具体化してくるだろう」とした。

「金融危機以降の10年でもっともポジティブだった事柄を挙げるとすると、各国当局が金融政策を迅速に打ち出し、金利を引き下げたことにある。しかし、17兆ドルにおよぶ政府債の存在が懸念材料で、膨れ上がる債務を心配している」とした。

国際通貨基金(IMF)は、最新のグローバル・ファイナンシャル・スタビリティ(世界金融安定)報告で、高リスクの社債残高の増加に警鐘を鳴らしている。

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