英EU離脱でポンド安は確実、UBSウェルスのポンド買いに入る目標値は
- sigma tokyo
- 2019年4月12日
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UBSグローバル・ウェルス・マネジメントは、英国の欧州連合(EU)離脱によりポンドが大きく下落する可能性があるが、その時こそが;ポンド買いの絶好の機会だとみている。
足元では、1ドル=1.30ポンド前後での取引となっている。
外国為替アナリスト、タン・テク・レン氏は、英EU離脱をめぐる不透明性が高まっており、1.24ポンド、あるいは1.15ポンドまで下落する可能性があるとみている。
「メイ首相は、議会からの承認を得ることができないと考えている。現実的ではない。これで、総選挙の可能性が高まってきた」と指摘だ。
「総選挙の可能性が高まっていると分析する理由は、議会側も対応策が定まっているわけではなく、より厳しいハード・エグジット(無条件離脱)を求めるべきか、あるいは、より多くの条件を付けたソフト・エグジットを模索するべきか、決めかねているからだ」とした。
同氏の目標は、無条件離脱の場合には、1.24ポンドでは下げ止まらずに、1.15あるいはそれを下抜けする可能性がある。
それは、「不透明感がどこまで高まるかによる」としている。
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