足元の円高/ドル安基調は続くも、下半期には逆転へ=HSBC
- sigma tokyo
- 3月21日
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HSBCは、足元での円高/ドル安基調が当面続く可能性があるものの、下期にかけて逆転すると分析している。
HSBCによれば、直近では円の需要が極めて高く、その理由として、日銀が金利引き上げ政策を当面続けるとの見方が強まっていることに加え、米経済成長に低迷の兆しが見えることで、円のセイフヘイブン(安全への逃避)価値が見直されていることを上げている。
しかしながら、最新のCFTCデータによれば、円ロング(買い建て)ポジションが史上最高水準にまで高まっていることを円上昇基調の懸念材料として挙げている。
HSBCは、第1・四半期のドル/円レンジを1ドル=145円~154円、第2・四半期を若干の円安方向の148円~156円としている。
第3・四半期に円安方向に進み、150円~158円、最終四半期には154円~160円としている。
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