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足元の原油価格上昇は反発とは呼べず、需要低迷・貯蔵力満杯の基礎条件に変化なく再転落の可能性

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2020年4月24日
  • 読了時間: 1分

バンダ・インサイトの創設者、バンダーナ・ハリー氏は、週初の安値から急反転・上昇している原油市場を反発ではなく、単なる「一服」だとし、再び下落に転じる危険性があると見ている。

需要が低迷し貯蔵施設に余裕が全くない基本的な状況が改善しているわけではないと分析、原油価格には下げ圧力がかかるとしている。

ウェスト・テキサス・インターメディート(WTI)先物は、週初には史上初となるマイナス価格となった後には大きく回復、23日には単日で19%も上げている。

しかしながら同氏は、「反発とは呼べない。原油市場は、一服しているところだ」としたうえで、米・イランとの緊張化に触れ「価格を大きく押し上げるまでには至っていない。地政学上の緊張要素は、現時点で影響を及ぼす力は、極めて小さい」と判断している。

地政学的な要素よりも、世界的な感染拡大によるロックダウン(都市封鎖)が相場には大きな影響力を持っており、今後の原油価格には圧力要因となり続けるとしている。

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