金ETFへの大量資金流入、解決不可能な受渡しリスク=ダブルラインCEO
- sigma tokyo
- 2020年4月13日
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ボンドキングとも称されるダブルライン・キャピタルの最高経営責任者(CEO)、ジェフリー・ガンドラック氏は、現物の金(ゴールド)価格と連動する上場投資信託(ETF)への大量の資金流入にリスクがあると警告している。
同氏は、「ペーパー・ゴールドへの資金投下は、金現物の受け渡し制度全体にとって大きな問題になりかねない」とし、その理由を、ETFなどの名目上の資産で約束された金現物を実際に受け渡すだけの十分な在庫が存在しないと説明した。
金に連動するETFを購入し、実際に金現物を入手したいと考えた時点では、現物が存在しないケースもあり得るという。
コメルツバンクの集計によれば、すでに金ETFへの買いが現物にすると2800トンを超えている。
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