金、20年も堅調地合いを維持する可能性大
- sigma tokyo
- 2019年12月16日
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金(ゴールド)は、2019年には貿易紛争、世界各国中央銀行が緩和気味の政策を採用していることに加え、中銀の購入もあり、堅調に推移していた。この動きは、2020年も続くと見込まれている。
ブラックロックは、金のヘッジ(保険)機能として金が堅調に推移するとし、ゴールドマン・サックスとUBSは、価格が1600ドルと2013年以来の高水準になると予想している。
一方で、世界の株式市場が依然として好調で、米労働市場もしっかりと推移していることから、金価格の見通しは必ずしも全面的に明るいわけではない。特に、2020年に中銀の金購入については、不明確だ。
ブラックロック・グローバル・アロケーション・ファンドのポートフォリオ・マネージャー、ラス・コーエステリック氏は、「経済成長とインフレが比較的低水準で、中銀の政策が緩和方向で維持されている。こうした状況では、株式市場には、経済成長への懸念、そして地政学的なリスクに反応する可能性が高く、金は、引き続きヘッジとしての機能を保つ」としている。
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