金のETFに大量の資金が流入、残高が史上初の2800トン台に

Commerzbank: ETF holdings of gold rise but fall for platinum

コメルツバンクは、貴金属に連動する上場投資信託（ETF）の流れが大きく二分されているとし、金（ゴールド）が急激に増加する一方で、プラチナからは資金が流出しているとした。

先週月曜までの週にETFへの資金が継続的に増加していることで、建玉合計では16トン増加に相当し、残高合計では史上初となる2800トン台にまで増加している。

アナリスト、カーステン・フリッチ氏は、「各国中央銀行が大量の資金を提供し、必然的に各国の債務が拡大していることで、セイフヘイブンとしての金が見直されている」と説明している。

プラチナに連動するETFからは、15万オンス相当の資金が流出している。