金の上昇基調は継続、来年には1600ドルに=世界銀行
- sigma tokyo
- 2019年11月1日
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世界銀行は、金融市場には不透明材料が多くなっていることから、金(ゴールド)価格が今後も継続的に上昇するとの見通しを示した。
2020年の金価格が5.6%上昇し、1600ドル前後まで見込めるという。
「貴金属価格見通しのリスクは、むしろ上振れ方向にある。これは、世界経済の不透明性と経済成長見通しが低調であることを反映したものだ」とした。
金は、第3・四半期に12.6%上昇している。通年では、9.5%の上昇が見込まれている。
「金価格は、現物需要が高いことに加え、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)による利下げ、そして、世界的に金融政策が不安定化していること支えられている。現物需要の高まりは、特に中央銀行による購入、投資家が金に連動する上場投資信託(ETF)に積極的に投資していること、そして特にインドを中心とした宝飾需要による」としている。
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