金は52週間高値を上抜け、1500ドルの上値目指す展開=テクニカル・アナリスト
- sigma tokyo
- 2019年6月9日
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金(ゴールド)は、52週間高値の1360ドルに近づいており、しっかりの展開が続いている。
トレーディングアナリシス・ドットコムのトッド・ゴードン氏は、同高値を上抜けし、その後は1500ドルを目指す展開を予想している。
同氏によれば、2001年に250ドルだった金が2011年には2000ドル近くにまで上昇したが、その後は、レンジ取引となっている。
今年に入りしっかりの展開となっている金は、目先の抵抗線である52週間高値目前にある。ゴードン氏のよれば、ここから上の60ドルには、多くのストップ・ロス(売り建て筋が価格反転上昇に備え損失を制限するための買戻し)注文があるとし、そうしたオーダーが成約するような状況になれば、一気の上昇になる。
ファンダメンタルズの側面でも、金にはプラス材料があり、その一つが米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)がハト派の金融政策を採用していることがある。ドル安と世界的に、地政学上のリスクが高まっていることも、金にはプラス材料となっている。
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