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金は強気、中銀の買いと膨れ上がる債務で

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年4月7日
  • 読了時間: 1分

金(ゴールド)の見通しが明るい。中央銀行の買いに加え、膨れ上がる債務問題も支援材料になっている。

スミス・アフィリエイテド・キャピタルの創設者、ロバート・スミス氏は、「金をめぐっては、さまざまな材料がある。見通しは、強気にみている」とした。

米の長短金利格差(イールドカーブ)が逆転するなど、経済成長の減速懸念が強まっている。

昨年、ドイツ連邦銀行(中銀)が米国とフランスに委託していた310億ドル相当の金準備の本国移転を完了している。政情不安に見舞われているベネズエラは、イングランド銀行(英中銀)に預託している10億ドル強の金準備移管を模索している

スミス氏は、「金市場全体からみると、こうした政治的な動きは、金には支援材料となる」と分析している。

膨れ上がる債務も、金には好材料だ。

国際通貨基金(IMF)によれば、グローバルの域内総生産(GDP)に対する債務比率が史上最高の225%にまで拡大している。

HSBCは、公的債務に加え金融機関のものを加えると、状況がさらに悪化するという。

HSBCは経済リサーチで、債務の対GDP比が300%を超えている現状にあって、「毛快適に経済成長が、さらに減速することになる」としている。

そのうえで、「民間部門が抱える債務も考慮すると、金価格には押上げ材料となる」としている。

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