金利の下落、株価にはむしろマイナス=クレディ・スイス
- sigma tokyo
- 2019年5月29日
- 読了時間: 1分
金利低下は、住宅融資やほかの形式の資金借り入れコストを低減するが、これが株式にはプラスに働くかといえば、必ずしもそうではない。
クレディ・スイスは、むしろ逆効果だと分析している。
株価が暴落した昨年12月24日から今年5月31日までの期間、金利が下落した日には、株価も下落している。
利回りが低下した日のS&P500指数は、ほぼ8%下げている。逆に、利回りが上昇した日の同指数は30%上昇している。同指数は、この期間、20%の上昇にとどまっている。
株式ストラテジスト、パトリック・パルフリー氏は、「金利は、将来の見通しを図るうえでのバロメーターだ。投資家が注目しているポイントを指し示してくれるものだ。金利が下がると、将来の見通しも暗くなることが示されている」とした。
コメント