金鉱山のBAANG株に注目、FAANG株上回る魅力=ウルフ・リサーチ
- sigma tokyo
- 2019年7月23日
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強気相場をけん引してきたハイテク銘柄、FAANG株に替わって、金(ゴールド)鉱山を中心とするBAANG株に注目すべきとの見方がある。
フェイスブック、アップル、アマゾン・ドットコム、ネットフリックスとグーグル親会社のアルファベット株は、これまでの上昇相場を演出してきたFAANG株。
ウルフ・リサーチのアナリスト、ジョン・ローク氏は、バリック・ゴールド、アングロゴールド、アグニコ・イーグル・マインズ、フランコ・ネバダとゴールド・フィールズのBAANG株は、大型ハイテク株のFAANG株よりも魅力があるとしている。
FAANG株は、すでにピークに達しており、その勢いが失われつつあるという。
「魅力が失われつつあるFAANG株に替わり、BAANG株が注目点だ。この金鉱山株は、まさに金そのものだ。金は、上昇基調にあるが、高値の1900ドルからはまだ余地がある。金そのものと、金鉱山株には上値余地がある」とした。
足元の金は、1400ドルを突破、2013年以来の高水準にある。年初来では、12%上昇している。
金は、世界的に地政学的リスクの高まりや米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)が利下げに踏み切るとの思惑などから、セイフヘイブンとしての買いを集めている。
同氏によれば、BAANG株は、5月10日以降、42%上昇している。
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