銀行株は売られ過ぎ=ミラー・タバクのマレー氏
- sigma tokyo
- 2020年3月22日
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コロナ・ウィルス拡散の影響で特に金融株の下げが厳しく、S&P金融セクターは、ここ30年で最悪、3月だけでも27%と市場全体の18%安を大きく上回る下げを記録している。年初来では、金融セクターが37%、市場全体では25%とそれぞれ下げている。
こうした下げを受けて、一部では金融株が売られ過ぎだとの見方も出ている。
ミラー・タバクのチーフ・マーケット・ストラテジスト、マット・マレー氏は、ウィルス関連の一連の売りで、一部の金融銘柄がテクニカル上で重要な水準にまで下げていると説明した。
そのうえで、「こうした銘柄は、大きく売り込まれ過ぎていることには、疑いの余地がない」とした。
同氏によれば、銀行株に連動する上場投資信託(ETF)、SPDR S&P銀行株ETFは、週足ベースでの相対力指数(RSI)がすでに、「史上最低水準に落ち込んでいる」と指摘している。
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