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銅価格がここ3週間で12%下落、一段安の課の危険性も=コロナ・ウィルスの影響による操業停止で

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2020年2月4日
  • 読了時間: 1分

世界経済の健全性を図るバロメーターともされる銅価格が、先月中旬以降、12%も下げている。これは、コロナ・ウィルス拡散により、中国の製造業が操業停止に追い込まれつつあるとの見方にある。

価格は、今週に入り13営業日連続での下げを記録、昨年9月以来の低水準となっている。

同国は、世界最大の銅消費国。

チャールズ・シュワブのチーフ・グローバル・インベストメント・ストラテジスト、ジェフリー・クレイントップ氏は、「銅は、まさに工業セクターと密接に結びついている。そして、製造業は、今では世界経済のもっともぜい弱なセクターだ」とした。

「昨年の米中貿易摩擦に続いて、あらたな問題が浮上してきた。世界経済に新たなショックとなっている」とした。

ANZリサーチは、中国の主要工業地域で操業が相次いで停止に追い込まれていることで、銅価格が一段と下落する可能性があると見ている。中国では、移動も禁止されている地域もある。

「中国の主要工業セクターである建設、自動車や消費財では、銅需要が全消費の50%を占めている。2週間の操業停止があったとすれば、2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)と同程度の銅需要減退が見込まれる」という。

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