銘柄間価格差からのローテンション、JPモルガンが株価上昇を期待する銘柄は・・・
- sigma tokyo
- 2019年7月18日
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JPモルガン・チェースのマーケット・アナリスト、マルコ・コラノビック氏は、いわゆるバリュー株とディフェンシブ株との価格差が「過去最大規模」にまで膨らんでいることで、あらたな投資機会を生み出しているとし、今後の上昇が期待できる銘柄を挙げている。
同氏は、米S&P500指数が来年には3200ポイントまで上昇すると予想している。これは、現行水準から6%の上昇となるが、「過去6カ月では20%も上昇したことと比較すると、わずかなものとなる」とした。
「しかしながら、銘柄・セクター間の格差がこれまでになかった規模にまで拡大しており、これが、10年に一度の投資機会を作り出している」とした。
「バリュー株/景気循環株、低ボラティリティ株/ディフェンシブ株の価格差が史上最大規模にまで膨らんでいる。さらに、この格差は、1990年代後半のドットコム・バブル時代と比較しても、かなりの幅になっている」という。
そのうえで、これが意味することが、「(バリュエーション格差から生じる)ローテーションがこれまで出遅れていた銘柄の押し上げにつながる。小型株、原油・ガス、原材料やPE(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)が低い銘柄が期待できる」とした。
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