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長期債と超短期債で逆イールド出現、景気後退懸念が再浮上

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年5月30日
  • 読了時間: 1分

米長期債利回りが短期債を下回る逆イールド状態となり、景気後退(リセッション)懸念が再び高まっている。

米10年債と3カ月物(Tノート)との逆利回り格差は、2008年の金融危機以来の大きな幅となっている。3カ月物利回りは2.362%、10年債は2.26%となっている。

経済が通常の状況であれば、長期債利回りは、短期を上回って推移する。

もっとも重要と見られている2年債との利回り比較では、依然として10年債が上回っているが、フラットニング化が進んでおり、格差は15ベーシスポイントにまで縮まっている。

レイモンド・ジェームスの債券資本市場責任者、ケビン・ギディス氏は、「グローバル市場で、安全志向の動きが続いている。米債にまさる安全な場所はない」とし、米債が買い進められることで、利回りが低下している状況を説明した。

「個人的には、米中が貿易問題で合意に達するとみているが、日に日に合意の可能性が低まっているようだ」とした。

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