長期的なトレンドに注目、「リテール4.0」に注目=カナダの公的年金基金トップ
- sigma tokyo
- 2019年3月25日
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カナダの公的な年金基金投資委員会で委員長兼最高経営責任者(CEO)を務めるマーティン・ソーング氏は、長期的なトレンドが重要だと運用の基本的な考えを明らかにしたうえで、注目しているテーマを示した。
「特定セクターで長期継続するトレンドを精査し、その中でも最良のもの、裁量の企業に投資することにしている」とした。
同基金の運用資産は、3700億米ドル(約41兆円)。
特に注目しているのが、あらたなリテール(小売り)セクターで、同氏は「リテール4.0」と呼んでいる。
「アリババにかなりの規模の投資資金を投下している。IPO(新規株式公開)と公開後のそれぞれの時期に投資した。また、ニュー・リテール部門に特化しているファンドにも投資している」とした。
また同氏は、中国最大のフード・デリバリー企業、美団-大衆点評にも投資している。
また、車の自動運転にも興味を持っているとしている。
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