長期的なドル高時代は終了、すなわち金上昇の時代到来との見方も
- sigma tokyo
- 2019年6月25日
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ドル高の時代は終わりを告げ、すなわち、金(ゴールド)とアンチ・ドル資産の時代が訪れた、との見方が出てきている。
バノックバーン・グローバル・フォレックスのチーフ・マーケット・ストラテジスト、マーク・シャンドラー氏は、「これまでドル強気派だった。しかし、長期的、より大きな視点でみたドル高トレンドは、終わったとみている」とした。
「その理由の一つとして、米国内での政策ミックスが変わってきている。これまでは、記入政策は引き締め気味で、財政政策は緩和気味だった。この政策ミックスは、通貨にはプラス材料となっていたが、この環境がまったく逆方向になった。各国の金利差は、米国にはマイナス方向で動いている。米国の金利は、他国よりも早いペースで動いている」とした。
スタンダード・チャータード・バンクの貴金属アナリスト、スーキ・クーパー氏は、「金には、多くの投資興味が集まっている。そうした興味とは、戦略的な投資家やETF(上場投資信託)という観点からだけでなく、幅広く興味を集めている」とした。
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